Ryzen 3900X+RTX4060Ti搭載のメインPCレビュー|仮想環境・NAS連携にも最適な構成

Ryzen 3900X搭載のデスクトップPC内部。大型空冷クーラーとGeForce RTX 4060 Tiを搭載。 IT・ガジェット
Ryzen 3900X+GeForce RTX 4060 Ti搭載の自作PC。メモリ128GBで高負荷タスクも快適。

普段の業務や検証、動画編集、軽いゲーム用途まで幅広くこなすため、自作したRyzen 3900X搭載のデスクトップPCについてご紹介します。構成は少し変遷しつつも、現在は非常に安定したミドルエンド構成で運用中です。※当記事にはアフィリエイトリンクを含みます。

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自作PCの内部構成。大型空冷CPUクーラー、GeForce RTX GPU、赤色のメモリモジュール、SwitchBot温度センサーが確認できる。
白のCooler Master空冷クーラーとGeForce RTXが特徴の自作PC。ケーブルマネジメントも良好。

現在のPC構成一覧

自作PCの内部構成。TEAMGROUP製ヒートスプレッダ付きメモリモジュール4枚が搭載されている。
自作PCの内部メモリ構成(TEAMGROUP 32GBx4=128GB)
Cooler Master製の空冷CPUクーラーをPCケースに取り付けた様子
Cooler Masterの大型空冷クーラー。白色モデルで内部パーツとの調和が美しい。
GIGABYTE製GeForce RTXグラフィックボードの内部設置写真
PCケース内に設置されたGIGABYTE製のGeForce RTXグラフィックボード。補助電源ケーブルが接続されており、高負荷処理にも対応する構成。

NASについては別記事で投稿していますのでご参照ください。

Cinebench R23スコア

この構成でのCinebench R23ベンチマーク結果は以下の通りです。

  • シングルスコア:1260
  • マルチスコア:16845
CINEBENCH R23で測定したRyzen 9 3900XのCPU性能ベンチマーク結果画面
CINEBENCH R23で計測したRyzen 9 3900Xのベンチマーク結果。シングルコアスコアは1260で、Intel Core i7-1165G7と同等の性能。
Cinebench R23のベンチマーク結果。AMD Ryzen 9 3900Xのマルチコア性能スコアが表示されている。
Ryzen 9 3900X(12コア24スレッド)のCinebench R23スコアは16,845。性能比較で上位に位置。

マルチコア性能はほどほどに高く、仮想マシンの同時稼働やエンコード処理でも高いパフォーマンスを発揮します。シングル性能は最新世代には及ばないものの、一般用途には十分すぎる数値です。

NASとの連携環境(10GbE活用)

NASは別記事で紹介しているTerraMaster F4-423を10GbEで接続し、下記のようなストレージ構成で運用中です。

  • RAID 5:HDD×4で8TBの冗長ストレージ
  • RAID 0:SSD×2で高速1TBキャッシュ用途
  • 単独HDD:バックアップや一時保管用 8TB

10GbEの恩恵で、ローカルストレージ並みの読み書き速度をNASでも実現。iPerf3での転送速度は約9.5Gbpsとほぼ理論値に近く、動画編集ファイルの読み書きやバックアップも高速で快適です。

デスクトップPCの背面ポート。マザーボードのI/Oパネル、グラフィックボードの出力端子、拡張スロットが確認できる。
USBポート、LANポート、HDMI/DisplayPortなどを備えた自作PCの背面。RTX4060Tiと2.5GbE対応LANポートを搭載。

その他構成・今後の展望

ケースはコンパクトなCooler Master Q500L、CPUクーラーはHyper 212を採用し、冷却性能も静音性も十分。ピーク時でもCPU温度は70℃台に収まっています。

そろそろRyzen 7950X(AM5世代)+DDR5への乗り換えも検討しており、PCIe 5.0対応SSDや更なるGPU強化も視野に入れています。

まとめ|仮想検証・動画編集・NAS連携を一台でこなす万能PC

この構成は、仮想環境での検証、10Gbps NAS接続、動画編集、ゲームまで幅広い用途に応えるバランスの良いマシンとなっています。構成のこだわりを反映しつつ、安定運用を続けているため、長く使える信頼性の高い一台です。

Ryzen 3900X世代はまだ現役。これからも快適な作業環境を追求していきたいと思います。

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