MegaEgg光10GとSoftbank光1Gを同時契約してみて感じたメリット・デメリットをまとめます。 地方での高速通信環境を整えるうえで、回線を2本持つことには一定の価値がありますが、コストや運用の工夫が必要でした。
Thank you for reading this post, don't forget to subscribe!なぜ光回線を2社契約をしたのか
主な理由は以下の2つです。
- モバイル回線とSoftbank光契約で1回線あたり15,000円分のポイントをもらえるキャンペーンが実施されていた(合計10回線保有で150,000円分のポイント)
私はもともとMegaEgg 10Gをメインで使用していましたが、Softbank光の特典に魅力を感じ、複数回線を契約しました。
また、Softbank光に乗り換えるため、MegaEggの解約を予定していましたが、継続利用の場合にはキャッシュバックがあることを聞き2回線とも保有することにしました。キャッシュバック内容は以下の通りです
- 翌月25,000円キャッシュバック
- 半年後に10000円キャッシュバック
- 1年後に30000円キャッシュバック
- 2年後に30000円キャッシュバック
合計95,000円のキャッシュバックとなると、継続維持した場合でも2年利用して実質5万円弱となり、実質2000円/月で10Gbpsの回線を保有できるなら解約しないと決めました。
光回線の通信速度・安定性の違い
両方を実際に計測してみた結果は以下のとおりです。
| 項目 | Megaegg光 10G | Softbank光 1G |
|---|---|---|
| 下り速度 | 平均 5.0Gbps | 平均 500Mbps |
| 上り速度 | 平均 1.3Gbps | 平均 400Mbps |
| 安定性 | 非常に安定（混雑影響少） | 遅いと感じることはない |
数値だけ見ればMegaeggが圧倒的ですが、日常用途ではSoftbank光も十分高速です。 特にWeb会議や動画配信程度であれば大きな差は感じません。
MegaEgg光10Gの速度は別記事に記載しています。
計測環境
MeggaEgg光10G：自作デスクトップPC(Ryzen3900X)＋Marvel10G(TP-Link TX401)
Softbank光：Lenovo IdeaPad Slim5＋UGREEN2.5Gの外付けNIC
2社契約のメリット
- 通信障害時のバックアップ回線になる（業務継続性が高い）
- Softbank光のキャンペーン特典が高額（1回線ごとにポイント還元）
- 回線ごとに用途を分けることで帯域の混雑を回避できる
- 検証・比較記事など、コンテンツ作成の題材になる
特にテレワークやYouTubeなど発信活動をしている人には「常にネットが使える安心感」が大きな利点でした。
2社契約のデメリット
- 月額コストが約2倍（MegaEggは通常5170円、Softbank光は6273円）
- ONUやルーターが複数になるため配線が煩雑
- 回線管理・支払いが手間
こんな人に2社契約はおすすめ
- 在宅勤務で通信が止まると業務に支障が出る人
- 自宅サーバーやNAS、VPNを利用している人
- 通信トラブル時のバックアップを確保したい人
- 複数拠点で光回線を使いたい人（Softbank光の複数契約特典を狙う）
一方、一般的な家庭利用であれば1回線で十分です。 2社契約は「通信品質の保険」として価値を感じる人向けといえます。
個人的には2回線以上持ちたい場合は、このような製品に楽天モバイルかPovoのSIMを契約することをお勧めします。
まとめ：費用対効果を見極めて導入を
光回線を2社契約するメリットは確かにありますが、コストとのバランスを見極めることが大切です。 私は業務と家庭を分けることでトラブル時の安心感を得られましたが、単純に「速くしたい」だけなら10G一本化のほうが合理的でしょう。
もしあなたが副業・テレワーク・動画配信をしているなら、 「2回線目の安心」は決して無駄ではありません。
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