待望の「EOS R6 Mark III」が発売日に到着しました。R7と併用する形で24-105mm F4 L、70-200mm F4 Lを使いながら実写ベースの印象をまとめています。特に今回は、購入前に最も気になった「暗所性能は悪化した?」という点を中心に、R6 Mark II・R7との比較も交えて正直に書いていきます。
Thank you for reading this post, don't forget to subscribe!開封レビュー:外観と触った瞬間の印象
箱を開けた第一印象は「R6の質感をしっかり継承しつつ、操作性がR5寄りにアップした」という印象でした。
- グリップは深く、手に吸い付くようにフィット
- 新しいシャッターボタン位置が押しやすい
- ボタンのクリック感は上品で静か
- 24-105mm F4Lとのバランスは非常に良好
- 70-200mm F4Lを付けても前後の重量バランスが安定
R6 Mark IIIは「軽さ」「剛性」「握りやすさ」が絶妙にまとまった1台だと感じました。

EOS R6 Mark III スペック一覧
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| センサー | 約3250万画素 フルサイズ CMOS |
| 映像エンジン | DIGIC X |
| 連写性能 | 電子最大40fps |
| AF | デュアルピクセル CMOS AF II (人物・動物・乗り物) |
| 常用ISO感度 | 100〜64000 |
| 動画 | 7K60p |
| 手ぶれ補正 | 最大8段(ボディ+レンズ協調) |
| カードスロット | SD UHS-II ,CFexpress |
| バッテリー | LP-E6P |
スペック的には「万能型フルサイズ」の代表格という印象です。



バッテリーはLP-E6P以外使えません。ポストは打ち間違いしてますが、LP-E6やLP-E6NHは使えません。
EOS R6 Mark II からの変更点
大きく進化したポイント
- AF追従精度が向上(子ども・飛行機で明確に体感)
- EVFの見やすさ改善、ブラックアウト感が軽減
- ローリングシャッター耐性が向上(と言われる)
- 動画撮影性の向上(C50のセンサー)
逆に“退化したのでは?”と言われている点:暗所性能
- 画素数が増えた(約2420万 → 約3250万)
- 1画素あたりの面積が減り、理論上は集光効率ダウン
- R6Mark IIの暗所耐性が強すぎたため比較すると弱く見える
つまり、CanonはR6 Mark IIIで暗所性能を上げる意図はなく、高感度耐性は初代R6より下がっている可能性があるというのが実際のところです。
R6 Mark III の暗所性能は?
結論:暗所性能はR6II>R6 Mark IIIです。
とはいえ、R7より圧倒的に強く、一般的な室内撮影や夕方撮影なら全く問題ありません。

R6 Mark IIとの比較
- R6無印やIIは暗所番長レベル(フルサイズ最強クラス)
- R6 Mark IIIはそれより1段程度弱く感じる
- ただしノイズの質は改善しており、ザラつきは少なめ

R7との比較
- R6 Mark IIIはR7より明らかにノイズ少ない
- 夕方の公園や室内でもISO1600〜3200で安定
- APS-Cと違い「ブレにくい」のが大きな利点
まとめると、暗所性能はR6無印に及ばないが、AF・連写・被写体検出の進化により“撮れる枚数”は確実に増えているという印象です。
EOS R6 Mark III と EOS R7 の比較




画質(←R6MarkIII:R7→)
- R6 MarkIII+24-105F4L → 暗所に圧倒的に強い、階調が豊か
- R7+70-200F4L → 明るい場面なら高解像でシャキッと写る


AF
- R6 Mark III → 子ども・飛行機は迷いが少なく追従最強クラス
- R7 → 被写体が小さい場合(飛行機・野鳥)に有利
用途別に見ると
- 室内 × 子ども → R6 MarkIII
- 運動会 × 望遠 → R7
- 2台併用が最強(焦点距離の棲み分けが完璧)
作例:EOS R6 Mark III × 24-105mm F4L
子どもの写真(室内)
F4固定でも背景のボケは自然で破綻なく表現可能。
暗めの部屋でもISO1600程度で抑えられ、AFは瞳に吸い付くように合います。

子どもの写真(屋外)
40fps電子シャッターで走る瞬間も連写歩留まりが非常に高い。
R7より動きものに対してAFの安定度が高いのを実感しました。


作例:EOS R6 Mark III × 70-200mm F4L
飛行機撮影(離陸・着陸)
AFの食いつきは優秀で、R7より初動が速い印象(R7もめちゃ早いけど)。
200mm F4とは思えないシャープさで、曇天でもピントが迷いにくいです。
子ども/物撮り(中望遠の距離感が活きる)
離れた場所から自然な表情を狙うのに最適。
夕方の光でもノイズが少なく、R6 Mark IIIのフルサイズセンサーが生きる場面が多かったです。

総評:暗所は“Mark IIのほうが強い”が、総合力は明らかにMark IIIが上
- AF追従はCanonフルサイズ中トップクラス
- 暗所はR6無印より弱いが実用上は問題なし
- 24-105mmF4Lで日常〜イベントまで全カバー
- R7+70-200F4Lと併用すると焦点距離の棲み分けが完璧
- 特に「動きもの」「子ども」「飛行機」で強さを実感
総合評価:R6 Mark IIIは“動体AF・操作性・歩留まりの高さ”でR6シリーズのベストバランス機。
暗所性能は初代R6ほどではないものの、それ以上の使い勝手と撮影効率を提供してくれます。


動画機材としても使っていくことを決めたため、SmallRigのケージを組みました。以下記事で紹介していますので、気になる方はご参照ください。



コメント