【レビュー】Canon RF45mm F1.2 × EOS R7|APS-Cで“72mm相当の魔法の中望遠”が誕生する一本

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Canon RFレンズの中でも、最高峰クラスの描写を誇るF1.2シリーズ。
その中で「45mm」という絶妙な焦点距離を持つ RF45mm F1.2 は、ポートレートにもスナップにも使える万能寄りの明るい単焦点です。

本記事では、EOS R7(APS-C)で実際に使用した視点 からレビューをまとめます。
R6 Mark IIIでのレビューは多く存在する一方、APS-Cでの使用感はまだ情報が少なく、購入検討者にとっては貴重な内容になるはずです。

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RF45mm F1.2 × EOS R7 使用時の“実質画角”

EOS R7 はAPS-Cセンサーのため、RF45mmの画角は1.6倍換算で72mmになります。
つまり、フルサイズの70〜75mmに近い“中望遠寄りの標準レンズ”として扱えます。

  • ポートレート:◎(顔〜半身まで最高に撮りやすい)
  • 子ども撮影:◎(距離を取りつつ大きく写せる)
  • スナップ:◯(若干長いが圧縮効果がきれい)
  • テーブルフォト:△(少し離れる必要あり)

結論として、高画素であるR7との相性は非常に良いです。


F1.2の圧倒的なボケ量|APS-Cでも“溶ける背景”が得られる

APS-Cはフルサイズよりボケにくいと言われますが、F1.2クラスになると話は別。
背景はなめらかに溶け、特に屋外のポートレートでは「まるでフルサイズの85mm F1.4」のような描写が得られます。

● APS-Cでもボケ量は十分以上

  • 髪の毛のエッジの立ち方が非常に自然
  • 前ボケ・後ボケともに癖が少ない
  • 玉ボケは円形に近く、縁取りも控えめ

R7で“ボケ描写専用レンズ”として使う価値があります。


AF性能:EOS R7でも高速・正確。動く子どもにも強い

Canonの最新世代のAFを搭載しており、EOS R7のAFと組み合わせても非常に高速で迷いが少ないです。

● 子ども撮影で感じたポイント

  • R7の被写体検出(人物・瞳)が正確に動作
  • F1.2でもピント精度が高く、外しているカットが少ない
  • 連写時の追従性も良好(R7の15fpsに余裕で対応)

体育館の室内や夕方の公園など、やや暗い場所でも十分にAFが働くのは好印象でした。


描写力:開放から“キレがあるのに柔らかい”Canonらしい最高品質

RF45mm F1.2は、開放から中心がシャープでありながら、過度に硬くない“ポートレート向けの描写”です。

● 描写の特徴

  • F1.2でも中心部は非常にシャープ
  • 周辺はほんのりソフトで人物が浮き上がる
  • 色乗りがよく、Canonの肌色再現と相性抜群

R7の高解像APS-Cセンサー(3250万画素)でも、レンズの解像力は十分以上に発揮されます。


弱点:サイズ・重量・価格。APS-Cにはややオーバースペック?

絶賛ポイントが多い一方で、弱点もあります。

当たり前だけど開放F1.2では色収差が出る

印刷された文字の淵や人と背景の淵などで、緑になったり紫になったりします。この価格なので仕方ありませんが、結構でます。


RF45mm F1.2 × EOS R7 が活きるシーン

  • 子どものポートレート撮影(屋外・自然光)
  • 家族写真(背景を大きくボカしたい)
  • 七五三・入学式での参拝ショット
  • 結婚式の前撮り
  • 自然光ポートレート全般

“R7で柔らかいボケの写真を量産したい”人にはベストマッチです。


まとめ:APS-Cで使っても圧倒的なレンズ。R7ユーザーにも十分価値あり

RF45mm F1.2 はフルサイズ専用のハイエンドレンズですが、EOS R7との組み合わせでも真価を発揮します。
実質72mmの中望遠として扱えるため、子ども撮影やポートレートではむしろ使いやすいと感じる場面も多いです。

  • F1.2のボケ量 → APS-Cでも圧倒的
  • AF性能 → R7でも高速・正確
  • 描写 → 開放から立体感のあるハイクオリティ
  • 弱点 → 重量と価格

価格は高いものの、APS-Cでも一生モノのレンズと言える完成度です。
R7で“とにかく良い写真を撮りたい”という人に、強くおすすめできる一本です。

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