大型SUVとして圧倒的な存在感を誇る「ハマーH2」。所有する満足感は大きいものの、気になるのはやはり「維持費」です。今回は、実際に所有している私が体験したハマーH2の維持費を、具体的な数字とともにご紹介します。
Thank you for reading this post, don't forget to subscribe!自動車税:年額101,200円
まず最もインパクトのある費用が自動車税。排気量6.0Lのため、年額101,200円です(画像は2024年課税分)。軽自動車やコンパクトカーと比較すると、約10倍。毎年5月末の納税期限が近づくと覚悟が必要です。

ガソリン代:月平均30,000〜50,000円
ハマーH2はガソリン車で、平均燃費は約4〜5km/L。街乗り中心だとさらに悪化します。月1,000〜1,200km程度走行する場合、ガソリン代は月3〜5万円が目安。燃費の悪さはある意味「趣味車」の宿命です。
我が家は3台あるため、ハマー以外のガソリン代も含まれた金額ですが、恐ろしいほどガソリン代がかかります。

保険料:年間約63,460円(7等級)
任意保険は東京海上日動で年間約6万円。これは年齢や等級にもよりますが、外車で車体価格が高めのH2は保険料もやや高めです。ただし、20等級や運転歴が長い方ならもう少し安く抑えられる可能性もあります。
なによりハマーは車検証の型式が不明のため、ネット保険には加入できません。これが保険料が少し高くなる原因です。東京海上日動のほかにも代理店型の数社しか加入できないはずです。

修理・整備費:突発で数万〜数十万円
故障した際の修理費は、日本車と比較して高額になりがちです。例えば電動ミラー交換で5万円超、ステアリングラック交換で10万円以上かかることも。部品調達に時間がかかるケースもあるため、日頃のメンテナンスが重要です。
私の場合は、購入時にナビ取り付けと合わせてアイドラアーム、ハブベアリング交換で総額38万円しました。

昨年にはエアコンガスが漏れていたため、ガスチャージ、高圧側のバルブ交換をしました。どちらもセルフで対応したためパーツ代のみですが、お店に依頼すると1万円単位でお金がかかります。
また、今年もエアコンガスが減っていたため、お店からチェックしてもらうと規定量700gに対して120gしか入っておらず、規定量を入れてもらい1万円程度の支出でした(高圧側のバルブ交換と合わせて)。

さらに、最近は運転手側後ろのウィンドウが上がらなくなってきており、持病である窓落ちが発生しています。追加でワイパーも壊れており、モジュール交換が必要になっています。どちらも自分で交換しますが、パーツ代だけで5万弱。工賃を入れるともう少しかかると思います。
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追い打ちをかけるように、当方の車両は26インチをはいており、サマータイヤは溝がなくなってきているので今シーズンで交換。タイヤ代は12万円くらいが予想され、追加でスタッドレスも必要で購入したホイールが17万でしたので、さらに追加出費です。。。


まとめ:維持費は高めだが、それでも手放せない魅力
年間でざっと見積もると、50万〜80万円程度(ホイールやタイヤは含んでません)がハマーH2の維持費です。特にガソリン代と自動車税が高いわけですが、あまり距離を乗られない方はもう少し安くなります。トータルして決して安くはありませんが、唯一無二の外観や走破性、所有する満足感はお金に代えがたいものがあります。車好きにとっては、維持費以上の価値がある1台と言えるでしょう。
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