はじめに:移住とともに変化した車の役割
東京から鳥取に移住して1年。生活環境の変化に伴い、東京での車の使い方から大きく変わりました。 現在はハマーH2(2003年式)、ホンダS660(JW5)、トヨタ ノア(80系)の3台を所有しています。
ライフスタイルや地域特性に合わせた車の選び方・使い方について、今回はそれぞれの車両の特徴と活用スタイルをご紹介します。
1台目:ハマーH2(2003年式)|東京時代の象徴的マシン
ハマーH2は、私が東京に住んでいた頃に所有していた車です。 アメリカンサイズのフルサイズSUVで、圧倒的な存在感と無骨なデザインに惚れ込みました(というのは嘘で妻が欲しいというので購入しました)。
都内の狭い道では扱いづらさもありましたが、「非日常感」を味わいたい週末ドライブに最適でした。 鳥取移住後は使用頻度こそ減りましたが、漢のロマンで所有を続けています。
- 全長:5,165mm / 幅:2,062mm / 重量:約3トン、3ナンバー(1ナンバーや8ナンバーにせず)
- V8 6.0Lエンジン / 4速AT
- 燃費:街乗りでリッター3〜4km
維持費は決して安くはありませんが、「所有する喜び」が何にも代えがたい一台です。維持費などは別記事にします。

2台目:ホンダ S660(JW5)|妻の通勤用から趣味車へ
元々は妻の通勤用として導入したS660。軽自動車ながらミッドシップレイアウトを採用し、走りに特化したユニークな1台です。 鳥取に移住してからは妻がノアに乗るようになったため、現在は私の趣味車として休日ドライブに活用しています。あとは子供がオープンカーを味わえるよう春もよく乗ります。
山道や海沿いを気持ちよく走るにはちょうどよく、維持費も軽自動車枠なので抑えめ。ガレージ/駐車場に1台置いておくには最適な存在です。
- エンジン:660cc ターボ / 6MT(HKSのFlashEditorでPhase2)
- 重量:830kg前後
- 燃費:実測で15〜18km/L(高速だと20近く)
軽とは思えないハンドリング性能で、走る楽しさを教えてくれる一台です。

3台目:トヨタ ノア(80系)|妻のメインカー兼ファミリーカー
現在、妻が保育園の送迎や職場への通勤に使っているのがノア(ZRR85G)。 子ども2人+荷物を載せる日常の足として、スライドドア・大容量・安全性をすべて備えた信頼の一台です。
ハイブリッドではありませんが、そのぶんメンテナンスがシンプルで維持費も安定。 特に雪の日や鳥取の田舎道でも安心して使える点が、地方移住者にとっては大きなメリットです。なにより雪が降る鳥取では4WDが安心。なくても問題ないけど、4WDなら雪山にも行ける!
- エンジン:2.0L NA
- 8人乗り / 両側電動スライドドア
- 実燃費:10〜13km/L
鳥取の生活で「ファミリーカーに迷ったらノア」はひとつの正解かもしれません。また、DIYでフリップダウンモニターも付けました。これも子供がいる家庭には必須の機能です笑
ちなみに左奥に見えるのが先代のノア60系、走行距離が23万キロ近く、80系ノアを購入しました。

維持費は?3台体制のリアル
自動車税・保険・車検などを含めて、3台分の維持費は決して安くはありませんが、「ぼちぼち」許容範囲内といった印象です。 特にノアとS660は故障も少なく、日常使いにおけるコストパフォーマンスは上々。ハマーは趣味車枠なので、年間の稼働日数を考えれば“贅沢な置物”という側面もあります。
車に囲まれた生活は確かに手間もコストもかかりますが、それ以上に生活の選択肢と自由度が広がるというメリットを日々感じています。
まとめ:移住で車との関係も進化した
都会では「できるだけ車を持たない」が合理的でしたが、地方では「車があるからこそ生活が豊かになる」と実感しています。 ハマーH2で感じるロマン、S660で味わう走りの楽しさ、ノアで守る家族の安心など、それぞれに役割があり、どれも欠かせない存在です。
地方移住やセカンドカーの導入を検討している方には、「車の選び方・使い分け」もぜひこだわってみてほしいと思います。
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