「車がないと生きていけない?」鳥取で車社会に慣れるまでのリアルな話

白いハマーH2の後部で遊ぶ子どもとベビーカー、青空の下の駐車場にて撮影 移住
青空の広がる夏の日、白いハマーH2の後部に立つ子どもとベビーカーのある風景。大きな車と小さな子どもの対比が微笑ましいワンシーン。

東京での生活では電車とバス、徒歩で十分暮らしていけました。
しかし、鳥取に移住してからというもの「車がないと始まらない」現実を痛感しました。

この記事では、“公共交通機関メインの生活”だった我が家が、鳥取の車社会にどう慣れていったか、実体験をもとにまとめていきます。

車が必須と感じた4つのシーン

移住後すぐに「車が必要だ…」と感じたのは以下のシーンでした:

  • 通勤手段
  • 保育園の送迎(自転車では無理な距離)
  • 急に病院受診が必要になったとき
  • 休日のお出かけの手段

鳥取市内には、複数路線バスが運行しています。市内を循環するバスの場合、鳥取駅を20分ごとに出発します。つまり1時間に3本程度の運行ペースだそうです。以下に鳥取県バス協会のURL貼り付けています。路線図、時刻表、運賃表の参考にしてみてください。

一般社団法人鳥取県バス協会

我が家の場合子ども(幼児)2人がおり、大荷物を持ち、公共交通機関で静かに移動することは困難でした。ましてや東京のように路線バスや電車の本数が少ない中、乗り継いで数時間もかけて遊びに出かけようとすると、移動だけで疲れ切ってしまいます。

日常の「ちょっとした移動」が、車なしでは成り立たない場面が多かったです。

運転への不安と練習

ペーパードライバー歴10年だった妻は、最初は近所を走るのも怖かったようです。

・人や車の少ない、農道や夜道で練習する
・YouTubeで車庫入れや狭道のコツを勉強
・私が助手席で指導しながら、路上教習する

私は交通規則に関して詳しい方だと自負しており、妻の運転に対して細かく(一時停止できていないなど含めて)口出しをして、嫌な顔をされます(笑)。

その効果もあって徐々に自信がついてきたようで、1か月ほどでスーパーや保育園の送り迎えも問題なくこなすようになっていました。

自主練習だけで不安があれば、教習所で講習を受けることもお勧めです。

雪が降る中、銀色のミニバンで運転練習中の様子
雪が降り積もる冬の朝、ミニバンでの運転練習に挑戦中。滑りやすい路面に注意しながらの貴重な体験。

鳥取の運転あるあると注意点

  • 通学路の子ども飛び出しが多い
  • 交差点でウィンカーを出すのが遅い車が多め
  • 夜道が真っ暗。ハイビーム切り替えの習慣が必須
  • 雪道運転には早めの備えが必要(スタッドレスタイヤ・チェーン・スコップ・毛布など)

「運転がこわい」という気持ちを持っている人ほど、安全運転ができると感じています。

車中心の生活になって変わったこと

良かったこと:

  • 移動時間が短くなり、買い物もラク(持ち帰る荷物の量を気にしなくて済む)
  • 郊外の公園・動物園・水族館・テーマパークにすぐ行ける
  • 子どもとの外出が気軽にできる

一方で、歩く機会は激減しました。
健康のために「意識的に歩く」ことも大切だと感じています。

まとめ:移住と車はセットで考えた方がいい

車社会への順応は、都会育ちには最初こそハードルが高く感じますが、慣れてしまえば自由度が格段に上がります。

「地方に移住したいけど車が不安…」という方も多いと思いますが、練習すれば必ず慣れます。

次回は、鳥取の家賃は?どこに住む?私の物件探し体験記と家選びのポイントについてご紹介します。

コメント

タイトルとURLをコピーしました