私のX(旧Twitter)アカウントは2017年に開設しましたが、ブログ開始にあわせてXを始めたのは2025年7月27日です。そこからXを眺めるようになり具体的に活動を開始したのが8月12日です。
従って2週間強で収益化の条件である「直近3か月のインプレッション500万件」と「フォロワー500人以上」を達成しました。本記事では、その過程で実際に行った活動を具体的に解説します。
Xの収益化条件
収益化に参加するための条件は以下の通りです(2025年8月時点)。
- プレミアムに加入して認証(ブルーバッジ)を取得
- 直近3か月のインプレッションが500万件以上
- またはフォロワー500人以上
つまり、ブルーバッジを取得した上でインプレッション数500万およびブルーバッジのフォロワー数500名を達成する必要があります。
2週間で実践したこと
達成時にXでも投稿しておりますが、再掲します。
ブルーラウンジでブルーバッジアカウントにフォローしてもらう
Xには「ブルーラウンジ」と呼ばれる相互フォロー・交流の場があります。そこで積極的に交流し、ブルーバッジ認証済みアカウントからのフォローを獲得しました。
ブルーバッジユーザーは信頼度が高く、他の人からもフォローされやすくなる効果があり、初期のフォロワー獲得を大きく後押ししました。
日ごとにフォロー数は減少していきますが、確実にフォロワー数を増やすことができました。毎日1回は投稿してフォロバすることを宣言すると確実性があります。
本条件に関して、苦労する方は少ないと思いますので詳細は割愛します。
「インプレゾンビ」と呼ばれる活動
次に実践したのが「リプを飛ばしまくる」活動です。これは通称「インプレゾンビ」と呼ばれ、誰かのポストに積極的にリプライを送り続けることで、自分のアカウントを多くの人の目に触れさせる戦略です。
リプは短文でもよく、返信先に関連するワードや共感を示す内容にすると反応率が高まりました。その結果、インプレッション数が急増し、わずか2週間で500万件を突破しました。

有名アカウントのポストにリプする
有名なフォロワーの多いアカウントのポストになるべく早いタイミングでリプします。フォロワー数の多アカウントのポストは必然的にインプレッション数が上がる傾向にあるため、有名アカウントのポストに即時リプすると、引っ張られてリプライのインプレッション数も増加します。
バズポストにリプする
「おすすめ」のポストに早いタイミングでリプします。「おすすめ」はXのアルゴリズムに基づいて伸びそうなポストが掲載されます。そのため「おすすめ」のポストに早いタイミングリプしておくと、今後伸びていった際にリプライのインプレッション数も比例して増加します。
何も深いことを言ってません。ただ半分ネタとしてリプしたところ、元ポストが非常に伸びたため、インプレッションも伸びる形となりました。
有用なリプ/共感性の高いリプは伸びる
当然ですが、共感性の高いリプと役に立つリプは伸びます。以下は32万インプレッションと27万インプレッションのリプです。
1個目は役に立つポストであり、元ポストがバズっていた影響もありますが、多くの方の目に触れリポストされました。結果として伸びています。
2個目はよくある話題ですが、共感性の高いリプです。みんなが思うことを早いタイミングでリプしています。これによりリポストといいねが多くつきました。
上記に関しては「預貯金の仮払い制度」があることを知ってますが、記載はせずに質問を投げかけています。共感性が高く、後からリプを見たアカウントもリポストしてくれるため伸びました。
注意点
本方法は能動的にリプを続ける必要があります。バズポストに乗っかりインプレッションを稼ぐ方法であるため、リプを止めるとインプレッション数も減少します。
そのため、継続的にリプし続けてフォロワー数を獲得し、フォロワーから見てもらえるポストを投稿をするように活動スタイルに移行していくのが効果的と考えます。
私のフォロワー数では、遠い未来のために5000フォロワーくらいまではリプし続ける予定です。
上記2点を実施するうえで意識すること
元ポストの性質とリプ内容の性質の理解する
不用意に様々なカテゴリ、批判、おすすめする性質を持ったポストにリプせず、一貫して自分のリプするカテゴリを明確化することです。
私が実践している「おすすめ」へのリプはアカウントに最適化された「おすすめ」に素早くリプしていくことです。 したがって、「いいね」した内容に類似するポストが流れ始めます。ここでネガティブな批判的内容に「いいね」し続けると、ネガティブな内容が流れてきます。
アカウントの性質上、マーケティングや認知度の向上を目指すならば、このようなポストにはリプしにくいです。するとリプできる元ポストが減るため、インプレッションを伸ばしにくくなります。
また、元ポストがネガティブな内容に対して、自分のリプはポジティナなのか、重ねてネガティブなのかも伸びる要素になります。
例えば、
・政権批判のようなネガティブなポストの場合は、ネガティブを重ねたリプが伸びてます。
・赤ちゃんが生まれたおめでとうと言うようなポストの場合は、おめでとうを重ねるポジティブなリプが伸びてます。
「おすすめ」に表示されるよりも早く有名アカウントやバズポストにリプする
私の実践する方法は、「おすすめ」に表示されるポストにリプするです。
この方法の場合、「おすすめ」に表示され始めた時点で、プチバズしており、インプレッション数が3000や5000、有名アカウントであれば、1~3万インプレッションになっています。
遅いです。もっと早くこのポストにリプしていれば、コメントが上位に表示されたり、「おすすめ」に表示されるまでに得たインプレッション数を獲得することができます。 とにかく早くリプしましょう。
会話できない(できそうになり)アカウントに絡まれたらスルー
変なリプは相手にせず、無視することを推奨します。
当方の実践した方法はインプレッションを稼ぐ手段であり、目的ではありません。
したがって、ユーザーの目に触れる機会が多くなることから、さまざまなコメントが飛んできます。 ここでネガティブなコメントが来た時は、目にしない。無視することが最適です。
基本的に誹謗中傷やネガティブなコメントをする方は、建設的な会話をすることができないことが多く、会話しても時間を浪費します。
重要なのは自分の時間であり、ネガティブな人と対話する時間ではありません。その時間があれば、ポジティブな気持ちの明るくなるポストにリプしましょう。 幸福感に満たされます。
ネタ切れはしない
元ポストの内容を抽象化し、再度自分の知識をもとに具体化すると、ネタ切れ(リプする内容を思いつかない)しません。
私のアカウントでは、現時点でポストによるバズを狙っていません。そのため、流れてきたポストにリプすることで、インプレッションを稼ぐ「インプレゾンビ」の形式になっています。 それでもリプする内容が思いつかない。ということはないです。
理由は、元ポストの内容を抽象化し、自分の専門領域に当てはめて具体化すると、同じ専門領域の人にとって、「あるある」になるからです。
私の場合ですが、例として「家を買う」→「モノを買う(抽象化)」→「サーバーを買う(具体化)」 例えば、「家を買う」という行為は抽象化すると、「モノを買う」という行為です。この抽象化した内容を自分の専門領域に当てはめて具体化します。
するとネタ切れしません。これにより、自分のリプする領域を確立することができます。
必ず「アナリティクス」の「コンテンツ」から伸びたリプを分析/考察する
当たり前ですが、XもPDCAが重要です。
仮説を立てて実行し、フィードバックを得たら改善する。 リプの内容から私が上記ポイントを記載しているように考察します。 考察した結果、インプレッション数の増加が得られた場合、継続します。 増加が得られない場合は、別の観点から再度リプする内容を考え直す必要があります。
例えば、モラハラ父に対するポストに対し、モラハラ父を貶めるリプが大量発生しているポストがありました。これに乗っかりネガティブなコメントをしても、おそらく伸びます。
が、ここで別の観点からリプします。父を貶めるのではなく、父が実は優しかったのではないかという仮説です。 感情的なリプが飛んできたこともありますが、無視すればよいのです。
事実としてモラハラの父だったかもしれませんが、私の仮説として「父は母が人を殺めてしまうリスクを恐れていた」を提唱しました。
「事実」と「推測/仮説」は異なるものです。分けて考えましょう。
Xには書いていないこと
Xのアルゴリズムは公開されていない(認識)です。そのため、どのようなポスト/リプライが重視されるか分かりません。以下は当方の推測です。
Premium/PremiumPlusのアカウントでもポストに優劣がある
何かわかっていることがあるわけでもありませんが、「おすすめ」に流れてくるポストを観測する限り、ブルーバッジ付きのアカウントもそうでないアカウントも混在しています。
つまり、課金額により明確な差があるか見いだせていない。ということです。上記より言いたいことはPremiumPlusは不要説を提唱したいのです。SuperGrokなども利用可能にはなりますが、別でChatGPTなどを契約している方にとってPremiumPlusは不要と考えます。
Premiumでも「おすすめ」には表示されるようですが、どのようなアルゴリズムで掲載されるかは不明。はやりに乗ったポストをするのが唯一、掲載率を上げる方法と考えています。
インプレッションが少ないのに「おすすめ」に表示されるポストの存在
前述の内容に関連しますが、ブルーバッジではないアカウントのポストも「おすすめ」に流れてきます。ユーザーの設定によりバッジを非表示にしているだけかもしれませんが、間違いなくブルーバッジがついていない(表示されない)アカウントの投稿が流れています。
このことからもXのアルゴリズムが不明瞭であり、アルゴリズムに支配される動き方をするのはフォロワーが少ないうちは特に避けた方が良いと考えます。従ってリプを飛ばしてインプレッションを稼ぎ、その中でフォロワーを獲得していく。これが地道な対応になると考えます。
リポスト/引用リポストよりもリプライ
バズポストのリポストもインプレッションが伸びる傾向にあります。しかし必ず伸びるかと言われると「リポスト」と「いいね」に依存している印象があります。
リプライの場合、元ポストが伸びると必ずインプレッション数も伸びますが、リポストの場合は前述の通り、リポストされるようなリプライでない限り私のリポストは伸びていません。
伸びているリポストもあるため、私のリポスト内容が悪いのでしょうが、結局アルゴリズムに支配されているため、共感性の高い物であったとしても表示されない限り伸びない。
ならば、リプすることをお勧めします。
自分のポストには一貫性を持たせる/無駄なポストはサブ垢へ
ポストする内容は自分のアカウントに関連する内容や有用性の高い/共感性の高いポストに限定し、アカウントと関連性の低いポストはサブ垢に投稿するのが良いと考えます。
フォロワーは自分のアカウント/ポストを見たときに、この人は「ラーメンの飯テロ職人」、「鳥取のことをポストしてる人」、「ITのブラック企業に関することをポストしてる人」などある程度の認知がある中でXを見ています。
フォロワーにどのようなアカウント化認知してもらい、リプを飛ばしてもらうなど、交流を深めることでXのアルゴリズムに寄与するのではないかと考えています。
したがって、一貫した内容のポスト/リプを飛ばすのがアカウントを育てていくうえでよいと考えます。
実績
- フォロワー数:開始から1週間で500人以上 → その後1週間で1,000人達成
- インプレッション数:直近3か月で540万件突破
- エンゲージメント:52,500件以上
- いいね:20,700件以上
エンゲージメント率自体は0.9%と低めですが、収益化条件達成においてはインプレッション数が最重要となるため、まずは数字を稼ぐことに注力しました。
まとめ
わずか2週間で収益化条件を突破できたのは、戦略的な行動を取ったからです。
- ブルーラウンジでブルーバッジアカウントとのつながりを作る
- 「インプレゾンビ」として積極的にリプを飛ばし、インプレッションを稼ぐ
Xの収益化を目指すなら、単にポストするだけでなく、積極的に他者と関わり、アルゴリズムに乗るための行動を取ることが近道になります。
収益の金額などが分かりましたら、改めて記事を投稿します。
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